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ファンダメンタルズ プログラム運営

2/26オンライン開催 「ファンダメンタルズ トーク vol.07 芸術経験における「真理」――美をめぐる思索と哲学の地平」

更新日:2023年3月1日

主に科学分野の研究者、現代美術分野のアーティスト、そして一般の皆様を対象にしたオンライン連続セミナー「ファンダメンタルズ トーク」は、来年6月に実施予定の科学者と美術家のミートアップイベント「ファンダメンタルズ バザール」当日の交流をより深いものとすることを目的に、全11回、月に1度実施してゆきます。人文・美術分野の専門家を招聘して科学の本質や美術の本質にまつわる多様な視点を提供する包括シリーズと、隣接部会のメンバーが所属する研究機関の研究者が自身の研究内容を伝えるサイエンスシリーズを、交互に実施します。

なお、ファンダメンタルズ トークはファンダメンタルズ バザールの説明会を兼ねています。是非お気軽に質問をお寄せください。

第7回目となる今回は、芸術学・解釈学の専門家をお招きし、芸術の経験がそれ独自の仕方で私たちに語りかける「真理」について伺います。

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スピーカー

小平健太 (こだいら・けんた)

テュービンゲン大学哲学科留学を経て、立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士後期課程修了。博士(比較文明学)。現在、立教大学文学部・社会学部兼任講師。著書に『ハンス・ゲオルグ=ガダマーの芸術哲学:哲学的解釈学における言語性の問題』(晃洋書房、2020年)、論文 “Gadamers Plato: Zum universalen Aspekt des Hermeneutischen” in Tetsugaku: International Journal of the Philosophical Association of Japan, vol. 3, 日本哲学会編、2019など。

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モデレータ:坪井あや(JACST隣接領域と連携した広報業務部会/東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU))

モデレータ:坪井 あや(JACST隣接領域と連携した広報業務部会/Kavli IPMU 広報)

立教大学社会学部、Chelsea College of Art卒業。Ongoing;作家による公募互選プロジェクト立上げ、谷中ホテル;4畳半の私設展示室設立を経て、2009年からKavli IPMU。Kavli IPMUの科学を単独で広報する企画パブリックプログラムに加え、アーティストインレジデンスや、科学者と哲学者のトークなど、科学・哲学・美術をつなげたパブリックプログラムを行う。

テーマ

「芸術経験における「真理」――美をめぐる思索と哲学の地平」

芸術における「真理」とは何であるか。芸術作品は私たちに何を訴えかけ、それを前に私たちは一体何を経験しているのか。本講演では、20世紀において芸術作品の存在を私たちの「理解」の働きから徹底して考え抜いたドイツ人哲学者、ハンス・ゲオルグ=ガダマーの思索を手がかりに、芸術経験における「真理」について考察を展開する。科学的認識による真理観の背後で、それと対をなしながらも古代ギリシアより受け継がれてきた人文学の伝統は現在においても脈々と息づいている。その連続性の中で、「科学」と「哲学」、さらには「真理」と「美」の接合地点を今一度明らかにすることで、芸術の経験がそれ独自の仕方で私たちに語りかける「真理」とは何か、究明を試みる。それにより、現代における芸術経験の地平を歴史的に再構築する可能性を提示することにしたい。

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プログラム

19:00-19:05 イントロダクション

19:05-19:15 「ファンダメンタルズ バザール」趣旨説明と質疑

19:15-19:35 スピーカーによる研究紹介

19:35-20:15 モデレータによるヒアリング

20:15-20:30 質疑

*当日の状況により、時間は前後する可能性があります

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概要

タイトル: ファンダメンタルズ トーク vol.07 芸術経験における「真理」――美をめぐる思索と哲学の地平

日 時: 2021年2月26日(金)19:00-

対 象: 現代の美術に携わる方々、最先端科学を中心とした分野の研究者、中高生/大人

参加費: 無料

定 員: なし

申 込: なし

主 催: 科学技術広報研究会(JACST)隣接領域と連携した広報業務部会

共 催: 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

助 成: 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

協 力:  大阪大学大学院理学研究科





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